◆◇◆我が家の宝物◆◇◆

この資料の名は
【今子浦船番所諸国廻船入津記録】
『いまごうらふなばんしょしょこくかいせんにゅうしんきろく』
といいます。
時は江戸時代、今子浦は出石藩領の港として栄え、
北国船、千石船が数多く入港していました。
出石藩に仕えていた田嶋家のご先祖は入港船の検閲の仕事のため
この地を訪れ定住いたしました。
その折記録されていた帳簿ですが、本来は客船のみ記録される事が
多いのに対し、但馬の一避難港に入港した諸国の廻船が事細かに
記載されている為、全体の動向を把握出来るものとしてとても貴重な
資料とされています。
今は海水浴場や釣りなどで和ませてくれる場所となっておりますが
そんな昔の姿があったことを想像しながら、今子浦の地を散策して
いただければ嬉しく思います。