ジオ企画・今子浦散策(10連発) 今子浦と波切不動尊

昔々の江戸時代、諸国を回るにも関所が設けられていました。
関所の目的は、身分証明や行き場所、行く目的等を聞くためだと思われます。
昔、路も整備されていない時代の物流は船でした。
米や海産物、その地でしか取れない特産品などを大量に運べたからです
陸に関所があったように、海にも指定航路の港には「船番所」が設置されました
指定航路の指定港だった柴山ですが、避難港としてはすばらしい港ですが
検閲を受けるだけに入港するには大変困難だったようです。
そこで山一つ西側に位置する今子浦に「船番所の出張所」が置かれました。
時、江戸時代は1672年の事です
これが(いまご荘 櫂の詩)の始まりとなり、言い換えると先祖となります。
今子浦から西に位置する黒島に、航海の安全を願い建立された波切不動尊があります
毎年5月3日には地元でお祭りをしていますが時代も古く
いつ建立されたのか分からないと口伝えとして聞いてています。
沢山の船が航海の安全を祈り出港していったものと思います。